- 小児看護
-
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2022年01月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784805884317
[BOOKデータベースより]
子どもへの専門的な援助は成人看護とは異なる。タイムリーで的確な看護ケアを提供するために「健康の連続性」「小児看護実践の専門性」の視点から観察と判断の根拠を具体的に解説。看護過程のスタートライン。
総論1 小児看護における観察(小児看護の目的と看護専門職の役割;小児看護における観察 ほか)
総論2 子どもを観察するときの技術(子どもや保護者とのコミュニケーション;子どもの観察技術)
各論1 全身状態・症状の観察(一般状態の観察;たびたび出現する症状の観察)
各論2‐1 小児期の代表的な疾患(ロタウイルス感染性胃腸炎;マイコプラズマ肺炎 ほか)
各論2‐2 観察や医療的管理を要する虚弱な状態(低出生体重児;医療依存度の高い障がい児 ほか)
< 看護師として何をみる? 何に気づく? >
看護過程はまず情報収集・整理からはじまります。これがうまくいかないと的外れの看護計画になりかねません。
記録類から得られる情報の解釈はもちろん、実際に対象者を見て看護ニーズに気づくことが必要です。加えて、子どもには特有のコミュニケーションや見方があります。
本書は、エキスパートナースが持つそうした「ノウハウ」をまとめ、アセスメントのための知識とスキルを解説。小児看護学実習の参考書として最適です。
■子どもを知るには親を知ること
子どもは、保護者など家族との関係を抜きにして知ることはできません。本書は、家族のとのコミュニケーションの取り方や、家族が子どもに及ぼす影響にも触れています。
■子どもに特有な症状や疾患をピックアップ
発熱一つとっても成人と子どもでは見方が異なり、フィジカルアセスメントも必要です。看護学生や若手看護師が接することの多い子ども特有の症状や疾患を解説しています。
■医療的ケア児や発達障害、地域のなかで果たす看護の役割
医療的ケア児や自閉スペクトラム症などの発達障害もとりあげています。これらも含め、疾患や障害をもった子どもが成長・発達を遂げていくのに病院外の家庭や地域での生活の重要性が増し、そこでの健康支援において看護がどのような役割を果たしていけるかの視点も提供しています。
【主な目次】
総論1 小児看護における観察
小児看護の目的と看護専門職の役割/小児看護における観察/さまざまな特徴をもつ子どもと家族の観察
総論2子どもを観察するときの技術
子どもや保護者とのコミュニケーション/子どもの観察技術
各論1 全身状態・症状の観察
一般状態の観察/たびたび出現する症状の観察
各論2-1 小児期の代表的な疾患
1 ロタウイルス感染性胃腸炎
2 マイコプラズマ肺炎
3 ファロー四徴症
4 ヒルシュスプルング病
5 発育性股関節形成不全
6 骨折
7 中耳炎・扁桃炎
8 1型糖尿病
9 若年性特発性関節炎
10 食物アレルギー
11 急性リンパ性白血病
12 難治性てんかん
13 脳性麻痺
14 自閉スペクトラム症
各論2-2
1 低出生体重児
2 医療依存度の高い障がい児
3 18トリソミー
【編者】
山口桂子(やまぐち・けいこ) 日本福祉大学教授
泊祐子(とまり・ゆうこ) 関西福祉大学大学院教授
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