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[BOOKデータベースより]
はじめに 自己に取り憑かれた私―教育をめぐる二重の虚構
[日販商品データベースより]第1章 “いま”の継起としての自己―再帰的ならざる人々の社会(問い返される主体;高齢者の社会参加論をとらえ返す ほか)
第2章 発達する自己の論理―近代資本制社会における人格の一般理論(近代資本制社会における自己;商品 ほか)
第3章 “あいだ”に生成する運動としての自己―対話の贈与によるものづくり(生産と自己へのまなざし;勤勉の解体と自己意識の変容 ほか)
むすび “わたし”に贈与される自己
多様性が語られつつ、学校では規律・訓練が止まらず、働ける高齢者が「サクセスフル」だとされる。公平が叫ばれながら、格差を被る主体たちは競争に駆り立てられる。著者の「違和感」は、産業社会の価値である発達概念の省察へと向かう。その再検討で浮かび上がる、別の〈わたし〉とその繋がりの予兆とは。