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「日刀保たたら」という思想
雄山閣 黒滝哲哉
点
「日刀保たたら」とは、戦後、高まりゆく日本刀の原料供給への要望に応え、(公財)日本美術刀剣保存協会が復活させた“文化財”である。本書は、四半世紀以上この現場に従事した著者だからこそ感得できた「たたら製鉄三原理」の中に、行き詰まった近代科学「思想」からの打開策があるという刺激的な思考に満ちた一書である。
第1章 鉄と鐵のできるまで―近代製鉄とたたら製鉄(近代製鉄での鉄の製造過程―高炉法での製鉄;たたら製鉄での鐵の生成過程―たたら炉での製鉄 ほか)第2章 文化財保存技術としての「日刀保たたら」とそれを支えた歴史(選定保存技術としての日刀保たたら;日刀保たたらの周辺環境とその意義 ほか)第3章 たたら製鉄の盛衰から見る近代科学―「姑息」「幼稚」「未開」から平準化へ(たたら製鉄を否定した近代製鉄―「姑息・幼稚・未開」;幕末期からたたら製鉄の終焉まで ほか)第4章 たたら製鉄三原理から再考する近代科学―三・一一とコロナパンデミックを題材に(コロナパンデミックと「わからない」ことの重要性;たたら製鉄が現在の我々にもたらしてくれるもの ほか)
国選定保存技術「日刀保たたら」が提起するポストコロナの世界なぜ近代科学が原発事故やコロナパンデミックに代表される限界を内包し、そして露呈させてしまったのか。その問題を解くよすがとして、全てを人力で行い、近代科学の対極の位置すると考えられつつ、自然の恵みのみを基盤として製鉄をする「たたら製鉄」の動向や歴史を通じて考えるという方法をとりたい。(「はじめに」より)「日刀保たたら」とは、戦後、高まりゆく日本刀の原料供給への要望に応え、(公財)日本美術刀剣保存協会が復活させた“文化財”である。本書は、四半世紀以上この現場に従事した著者だからこそ感得できた「たたら製鉄三原理」の中に、行き詰まった近代科学「思想」からの打開策があるという刺激的な思考に満ちた一書である。
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[BOOKデータベースより]
「日刀保たたら」とは、戦後、高まりゆく日本刀の原料供給への要望に応え、(公財)日本美術刀剣保存協会が復活させた“文化財”である。本書は、四半世紀以上この現場に従事した著者だからこそ感得できた「たたら製鉄三原理」の中に、行き詰まった近代科学「思想」からの打開策があるという刺激的な思考に満ちた一書である。
第1章 鉄と鐵のできるまで―近代製鉄とたたら製鉄(近代製鉄での鉄の製造過程―高炉法での製鉄;たたら製鉄での鐵の生成過程―たたら炉での製鉄 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 文化財保存技術としての「日刀保たたら」とそれを支えた歴史(選定保存技術としての日刀保たたら;日刀保たたらの周辺環境とその意義 ほか)
第3章 たたら製鉄の盛衰から見る近代科学―「姑息」「幼稚」「未開」から平準化へ(たたら製鉄を否定した近代製鉄―「姑息・幼稚・未開」;幕末期からたたら製鉄の終焉まで ほか)
第4章 たたら製鉄三原理から再考する近代科学―三・一一とコロナパンデミックを題材に(コロナパンデミックと「わからない」ことの重要性;たたら製鉄が現在の我々にもたらしてくれるもの ほか)
国選定保存技術「日刀保たたら」が提起するポストコロナの世界
なぜ近代科学が原発事故やコロナパンデミックに代表される限界を内包し、そして露呈させてしまったのか。その問題を解くよすがとして、全てを人力で行い、近代科学の対極の位置すると考えられつつ、自然の恵みのみを基盤として製鉄をする「たたら製鉄」の動向や歴史を通じて考えるという方法をとりたい。(「はじめに」より)
「日刀保たたら」とは、戦後、高まりゆく日本刀の原料供給への要望に応え、(公財)日本美術刀剣保存協会が復活させた“文化財”である。
本書は、四半世紀以上この現場に従事した著者だからこそ感得できた「たたら製鉄三原理」の中に、行き詰まった近代科学「思想」からの打開策があるという刺激的な思考に満ちた一書である。