[BOOKデータベースより]
「問題」を矯正する一方向的な営みから、クライエントの知識と能力を最大限活用する、異文化間の協働作業へ。カウンセリングは文化的実践であり、クライエントは文化的存在である―多くの教科書は、いまだに1970年代以前に生まれた個人主義の考え方に基づいているが、現代世界の課題に対処するには、関係と文脈に基づくアイデアや方法が必須。クライエントに変化を生み出せるよう積極的にかかわっていく、新しい対人援助の姿勢と技を、支援過程の実際に即して懇切に解説。
第1部 実践のための準備(文化・カウンセリング・ケア;治療的会話)
第2部 協働に向けての基礎づくり(受け止めと傾聴;関係を築く)
第3部 クライエントの経験をマッピングする(意味の受けとりと読みとり;意味に応答し、意味を確認する)
第4部 課題・望み・機会をアセスメントする(問題と望みを定義して描き出す;アセスメント1―課題と能力を評価する ほか)
第5部 変化を促進する(協働に基づく影響―望む結果に向けた達成可能な目標へ;クライエントの行動に取り組む ほか)
従来のカウンセリング/心理療法のとらえ方を一新する書
機能不全を矯正する営みからクライエントがもつ知識と能力を最大限活用する異文化間の協働作業へ。変化を生み出せるよう、積極的にクライエントにかかわっていくカウンセリングや心理療法に必要な態度と技法を、援助過程に即して懇切に述べた入門書。
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