- 自治から考える「自治体DX」
-
「標準化」「共通化」を中心に
自治総研ブックレット 25
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2021年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784875558729
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[BOOKデータベースより]
問題提起 自治から考える自治体DX―「標準化」「共通化」を中心に(其田茂樹(地方自治総合研究所))
[日販商品データベースより]講演 人口減・デジタル化と地方自治(二つの課題(人口減/デジタル化);自治体戦略2040構想研究会から第32次地方制度調査会まで;現地調査とキーコンセプト;今後の改革の方向性と理論的含意)(牧原出(東京大学))
報告1 自治体情報システム標準化・統一化の動向と課題(松岡清志(静岡県立大学))
報告2 行政のデジタル化と個人データ(三木由希子(情報公開クリアリングハウス))
討論(牧原出・松岡清志・三木由希子・其田茂樹)
基本的には、デジタル化・DXそのものの動きは、恐らくもう戻れないということは多くの皆様と共有できると思います。住民がいろいろ便利になること自体は否定されるべきものではないのですが、今出ている材料を地方自治から考えると少し心配なところもあるのではないかという問題意識があります。特に、このセミナーの中では「標準化」とか「共通化」からアプローチしてみてはどうかということで企画を立ち上げたところです。
デジタル化に対する期待が大きい中で、個人情報保護などに関しては国のほうから強引に枠をはめて、こう決めましたということ自身がデジタル化への期待を台無しにしてしまうことがある。そもそも政府への信頼が持ちにくくなっていると思われる現状において、大きなメリットをもたらすデジタル化であるはずのものが、信頼されないというか、うさん臭いものとされてしまうのではないかという心配もあるのではないかと思います。(問題提起より)