- 絵巻で歩む宮廷世界の歴史
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- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2021年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634151949
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[BOOKデータベースより]
絵は社会のあらゆるもの、人びとの生活や風俗、建物とそこに生きる人の姿、事件や災害、信仰の様相までも描いている。9世紀初頭の嵯峨院の時代から後鳥羽院にいたる400年の宮廷世界の歴史を、古代史と中世史の枠を取り払い、絵巻を駆使して紹介する。
第1章 宮廷世界の始まり(宮廷社会の形成;宮廷世界の広がり ほか)
[日販商品データベースより]第2章 宮廷世界の繁栄(摂関政治の新段階;一条朝の宮廷世界 ほか)
第3章 宮廷世界の変容(国王の家;院政の展開 ほか)
第4章 宮廷世界と武家政権(後白河院政と武者の世;平氏政権の展開 ほか)
第5章 宮廷世界の再建(鎌倉幕府の成立;朝廷と幕府 ほか)
日本の絵巻の多くは、それが描かれ鑑賞された宮廷世界での出来事を描いたものである。
絵巻は歴史叙述の重要な史料であり、絵巻に描かれた「歴史」を読み取ることで、新たな宮廷世界像を描くことが可能だ。
祈り、暮らしぶり、四季を通した人々の生活、祭り、事変など、あらゆる出来事を通して、日常を見ることができることが絵巻の魅力である。
これまで絵巻自体の研究や、歴史書の挿絵としてたくさんの絵巻のシーンが使われてきたが、本書では、『天狗草紙』『一遍聖絵』『春日権現験記絵』『年中行事絵巻』ほか多数の絵巻を縦横無尽に閲覧し、新たな「絵巻が語る日本の歴史」を試みた。