- もしものためのペット専門医療
-
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2021年10月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784344936782
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[BOOKデータベースより]
循環器科、整形外科、脳神経科、人工透析科、内視鏡手術…。外科手術年間3000件以上、動物病院グループの医師がペットの命を救う高度医療を徹底解説。よくある悩みを症状別に解決。ペットの緊急事態に備える頼もしい一冊。
第1章 がん、認知症、生活習慣病…高齢化で、ペットの病気が増えている(愛玩動物からコンパニオンアニマルへ;犬猫の頭数は子どもの数をはるかに上回る ほか)
[日販商品データベースより]第2章 専門科の治療にたどりつきにくい動物医療の現状(人間と動物の医療にある違いとは;動物病院には「○○診療科」がない! ほか)
第3章 「高度・専門医療」がペットを救う(ペットも一次診療と二次診療を使い分ける時代に;専門医療はペットの健康寿命を延ばす ほか)
第4章 循環器科、整形外科、脳神経科…ペットを救う高度・専門医療の実際(循環器科・心臓外科;整形外科 ほか)
第5章 ペットの存在がますます人々を支える時代へ―(東日本大震災をきっかけに高度医療へ舵を切る;日本はペット飼育の後進国 ほか)
飼い主の意識×医療従事者の意識×治療技術
3つが掛け合わされて初めて、動物医療は進歩する
日本獣医師会の発表によると、1980年の犬猫の平均寿命は3〓4歳でした。
1990年頃には約10歳、現在では13〓14歳と40年の間に10歳を寿命が延びています。
ペットが長生きし、大事に飼われるのは喜ばしいことですが、
高齢化による病気のリスクは高まりました。
「がん」や「認知症」、「心臓病」、「関節疾患」など、
高齢になるとかかりやすい、人間と同じような病気がペットにも起こるからです。
(「はじめに」より抜粋)
飼い主のペットに対する健康志向が高まるにつれて、
動物医療に対して求められることは多様化し、専門的な知識が必要とされてきています。
内科、外科、耳鼻科、眼科……と細かく診療科が分かれている人間の病院に対し、
動物病院は多くの場合、1人の医師が全身すべての病気を診る
「1人総合病院」状態が一般的でした。
しかし、そこから脱却し、高度医療を担う施設や専門分野に特化した病院の増加、
施設間で連携し紹介しあう体制づくりなど、人間のような医療体制が求められています。
動物にも高度で専門的な知識を提供できれば、
今まで救えなかった命を救うことができるからです。
本書では、グループ病院全体で年間3000件を超える手術を行うなど、
動物の高度医療を目指す獣医師が、診断や治療の最前線を紹介し、
ペットの「こんなとき、どうする?」という悩みにも、
症状別に分かりやすく解説しています。