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[BOOKデータベースより]
なぜ覚醒剤はなくならないのか―。取締りが強化される一方で、売人や常用者の逮捕は後を絶たない。これまで決して語られることのなかった覚醒剤の秘史を紐解き、その流通ルートを徹底的に追った禁断のノンフィクション。
第1章 日本にシャブを広めた男
[日販商品データベースより]第2章 第二次覚醒剤禍(韓国ルート)
第3章 謎の男ワタナベゲン(フィリピンルート)
第4章 第三次覚醒剤禍(多様化する覚醒剤シンジケート)
第5章 進化する捜査との戦い(タイルート)
第6章 最高機密(米軍ルート)
第7章 日本で一番悪い奴ら
我が国の覚醒剤史を紐解くと、「第一次覚醒剤禍」「第二次覚醒剤禍」「第三次覚醒剤禍」の三つに大別されることが分かった。
「第一次覚醒剤禍」は、第二次世界大戦中に眠気を除去し集中力を高めるという理由で日本軍に重宝されたヒロポンの中毒者が終戦直後、混乱した社会情勢のなか多く生まれたことを指すが、以降の「第二次覚醒剤禍」の裏ではヤクザや韓国と日本の、時の両政府が、「第三次覚醒剤禍」の裏ではヤクザや警察や米軍が跋扈していた。
むろん、ヤクザが絡んでいることは誰もが想像できよう。だが、政府や警察や米軍までとは思いもしなかった――。