- 天皇制国家の専制的構造
-
- 価格
- 5,830円(本体5,300円+税)
- 発行年月
- 2021年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784845117154
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[BOOKデータベースより]
現代日本社会と国家に刻印される近代天皇制の特質とはなにか。大逆罪・不敬罪に焦点を絞り天皇制国家の専制性を浮き彫りにする。市民的自由を抑圧する天皇制国家秩序の創出・確立・崩壊過程の全体像を明らかにする。不敬罪と治安維持法の関係を明らかにする第四章、敗戦による天皇制国家秩序の崩壊過程を描く第五章は初めての活字化。
1 天皇制国家秩序の歴史的研究序説―大逆罪・不敬罪を素材として(課題の設定;天皇制国家秩序の創出―大逆罪・不敬罪の成立;天皇制国家秩序形成・確立期における大逆罪・不敬罪;天皇制国家秩序の危機と不敬罪の展開;「ファシズム」期における不敬罪と治安維持法の交錯 ほか)
[日販商品データベースより]2 天皇制国家の構造をめぐって(日本帝国主義の支配構造―一九二〇年代における天皇制国家秩序再編成の意義と限界;近代天皇制・天皇論の課題)
戦後日本は、植民地支配と侵略戦争の敗北の上に、その反省を踏まえて建設されたが、現代日本社会・国家の市民的自由の抑圧の構造を理解するには近代天皇制国家がもった「専制」的性格の解明が必要である。本巻は、天皇制国家確立期の大逆罪・不敬罪の制定・運用過程に焦点をあてて、近代天皇制国家の独特の専制性と、今日との関係を明らかにする。