- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 赤い糸でむすばれた姉妹
-
フレーベル館文学の森
Red Thread Sistersフレーベル館
キャロル・アントワネット・ピーコック 日当陽子 野田あい- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2021年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784577049440
[BOOKデータベースより]
国際養子縁組で、中国からアメリカにやってきた少女ウェン。しかし、中国に残してきたシューリンのことが頭から離れない。ウェンとシューリンは、中国の伝説「赤い糸でむすばれた」姉妹だった…。
[日販商品データベースより]主人公は11歳の中国人の少女、ウェン。幼少期に親に捨てられた彼女は、養護施設で育つ。寂しい生活の中での唯一の支えは親友のシューリンだった。ウェンがアメリカ人夫婦の養子になることが決まったとき、ウェンは喜ぶが、同時にシューリンのことを心配する。シューリンはウェンよりひとつ年上で、片足が不自由な為か、養子縁組の話がないのだった。「わたしがシューリンの家族をアメリカで見つけるからね!」とシューリンに言って別れ、アメリカに渡ったウェン。新しい服、十分な食べ物、学校へ通うこと、誰かの娘になること。すべてが待ち望んでいたことのはずなのに、ウェンはなかなか新しい環境に慣れることができず、新しい母の愛を素直に受け入れることもできない。頭の中は、中国に残してきたシューリンのことでいっぱいだった。シューリンの新家庭探しに奮闘するウェンだが、国際養子縁組は14歳未満とする、という中国の法律の壁が立ちはだかる。シューリンの14歳の誕生日のカウントダウンが始まるなか、中国の伝説、赤い糸でむすばれた「姉妹」は、伝説の通りに再び会うことができるのか?
ウェンが新たな地で愛情を実感できるまでをいきいきと描き、後半は親友の国際養子縁組の成否をスリリングにつづる、読み応えある作品。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ウタイテ! 7
-
価格:781円(本体710円+税)
【2024年03月発売】
- 総長さま、溺愛中につき。 10
-
価格:814円(本体740円+税)
【2023年12月発売】
- 吸血鬼と薔薇少女 1
-
価格:803円(本体730円+税)
【2024年02月発売】
恥ずかしながら、「シスターフッド」という言葉を、私はこの本ではじめて知りました。
血は繋がっていないけれど、まるできょうだいのように、もしかしたらそれ以上に想い合う絆のお話です。
社会問題も絡めて描かれており、中高生・大人の読書にもおすすめに思いました。(まゆみんみんさん 40代・大阪府 女の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】