公教育制度の変容と教育行政

多様化、市場化から教育機会保障の再構築に向けて

福村出版
日本教育行政学会研究推進委員会　横井敏郎　滝沢潤　佐藤智子　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2021年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784571101946

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　公教育の多様化と市場化（日本における公教育制度の内的多様化と潜在的拡張；アメリカにおける公教育の多様化と包摂・排除―言語マイノリティに対する教育機会保障を対象として；フランスにおける中等教育の大衆化と多様な学習保障　ほか）
第２部　「非通学型」学校の展望と公教育「空間」の拡張（デジタルネイティブ世代と広域通信制高校の可能性；チャーター・スクール制度による「非通学型」学校の展開と課題；ホームスクーリングと公教育　ほか）
第３部　公教育ガバナンスにおける熟議民主主義の可能性と課題（地方政治の中の教育政策過程―協議の制度化に着目して；学校ガバナンスの課題と今後の展望―学校運営協議会等での熟議における公的機関の役割；秋田県生涯学習センターにおける「熟議」と地域学校協働の基盤づくり　ほか）

[日販商品データベースより]

わが国のネット高校や米仏の事例を紹介しながら、多様化と市場化、「非通学型」学校・教育、協議の制度化に焦点を当て、公教育制度の現状と課題、今後のあり方について論じる。