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- 記憶の切繪図
-
七十五年の回想
ちくま学芸文庫 シー20ー6
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2021年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480510754
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[BOOKデータベースより]
300年以上の超難問であった「フェルマーの最終定理」が1995年A.ワイルズによって解決された。その際多大な貢献をしたのが「志村予想」であった。志村多様体論や高次虚数乗法論で知られる世界的数学者・志村五郎の自伝的随想。幼少期、学生時代、プリンストンでの研究生活、さまざまな時代の追想を交え75年の人生におけるエピソードを時に辛辣に、時に滋味深く綴る。特にアンドレ・ヴェイユ、カール・ジーゲル等、数学者との交流と評価、「志村予想」への自身唯一の言及は興味深い。
切繪図の世界
[日販商品データベースより]茶色のランドセル
宇宙の構造
子供の悩み
中学では
終戦前後
死について
いかに学んだか
邪念と〓慢
大学の三年間
数学者としての出発
教える身になって
フランスでは
プリンストン研究所では
東京に帰って
大坂での一年
再びプリンストンに
なぜあの文章を書いたか
所かわれば
ユー・ウィル・ファインド・アウト
向う側
方程式を解くとは
知の継承が生む創造力
あの予想
世界的数学者の自叙伝。幼年時代、プリンストンでの研究生活と数多くの数学者との交流と評価。巻末に「志村予想」への言及を収録。解説 時枝正===300年以上の超難問であった「フェルマーの最終定理」が1995年A・ワイルズによって解決された。その際多大の貢献をしたのが「志村予想」であった。志村多様体論や高次虚数乗法論で知られる世界的数学者・志村五郎の自伝的随想。幼少期、学生時代、プリンストンでの研究生活、さまざまな時代の追想を交え75年の人生におけるエピソードを時に辛辣に、時に滋味深く綴る。特にアンドレ・ヴェイユ、カール・ジーゲル等数学者との交流と評価、「志村予想」への自身唯一の言及は興味深い。===世界的数学者は、何を考えていたのか幼年時代、研究者生活、そして「あの予想」【目次】一 はじめに二 切繪図の世界三 茶色のランドセル四 宇宙の構造五 子供の悩み六 中学では七 終戦前後八 死について九 いかに学んだか十 邪念と?慢十一 大学の三年間十二 数学者としての出発十三 教える身になって十四 フランスでは十五 プリンストン研究所では十六 東京に帰って十七 大阪での一年十八 再びプリンストンに十九 なぜあの文章を書いたか二十 所かわれば二十一 ユー・ウィル・ファインド・アウト二十二 向う側付録一 方程式を解くとは付録二 知の継承が生む創造力付録三 あの予想あとがき解説 きれぎれのおもいで 時枝 正