- 福祉国家
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救貧法の時代からポスト工業社会へ
THE WELFARE STATE:A Very Short Introduction- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2021年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784560098608
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価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2021年02月発売】
[BOOKデータベースより]
経済成長と社会統治を担う巨大機構の過去・現在・未来。
第1章 福祉国家とは何か
[日販商品データベースより]第2章 福祉国家以前
第3章 福祉国家の誕生
第4章 福祉国家1.0
第5章 多様性
第6章 問題点
第7章 新自由主義と福祉国家2.0
第8章 ポスト工業社会への移行―福祉国家3.0へ
第9章 なくてはならない福祉国家
エスピン=アンデルセン激賞
工業化された世界で、公的支出のかなりの部分を吸収する高度な福祉国家装置を持ち合わせていない国家は存在しない。
他方、福祉国家は多様な形態を取り、給付の手広さや手厚さには幅がある。
それゆえ、福祉国家の存在はあらゆる先進社会の特徴であるにもかかわらず、その全容は判然としない。
これに加えて、財源や税金をめぐり常に政治的に争点化されているため、左右両極でその像が大きく引き裂かれている。
本書は、救貧法の時代からポスト工業社会までの歴史を辿り、その多様な形態(社会民主主義的レジーム・保守主義的レジーム・自由主義的レジーム)をまず確認する。その上で給付のあり方(社会保険・社会扶助・ソーシャルワークなど)をおさえるのが特長だ。
そこで浮かび上がるのは、福祉国家が貧困層より中間層を優遇するシステムであるということである。
この点は、福祉国家が猛攻撃を受けたサッチャーとレーガンの「ニューライトの時代」も変わらなかったという。「ウェルフェア」から「ワークフェア」へ、福祉国家はいかに変容するのか? 入門書の決定版!