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「おやすみなさい」からはじまる夜のぼうけん。カイくんとティムが探すのは…“影”!?
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いつまで起きてるの!早く寝なさい! だって、まだまだぜんぜん眠くない。もっと起きて、あそんでたい。でもね、ベッドで横になっていたって、たのしいことは起こるかも?冒険はいつも、「おやすみなさい」のひと言からはじまるのですから。恐竜が大好きな男の子カイくんと、お手伝い妖精のティムがくり広げる大冒険を描いた、「カイとティム」シリーズ第二弾!ティムと出かけた大冒険から3年が経ち、6歳だったカイくんは9歳に!もう、ひとりで寝るのもへっちゃらです。でも、あの冒険はほんとうにあったことだったんだろうか? もしかして、まだちいさな自分が見た夢だったんじゃないか……そんなふうに疑うカイくんの前に、ティムがふたたび姿をあらわします。また大冒険に連れていってくれるんだとおおよろこびのカイくんでしたが、ティムはなんだか、つれない態度。冒険になどいかないといいます。ティムのあたらしい仕事は、「落としものがかり」。だれかが落とした大事なものを探す仕事だというのですが──学校では先生に叱られもするし、お母さんからも怒られるし……でも、そんなカイくんを、ティムはこんなふうにほめます。「これまでわたしは何人もの子どもたちをさまざまなぼうけんにつれていったが、おまえはとても勇気があったし、それにだれより思いやりがあった」ティムは、妖精というわりに口調はぶっきらぼう、ちょっぴり自信家で、愛想に欠けたところも……。でも、本心ではカイくんをつよく信頼し、また、心配しています。そんなチグハグながらも、互いをたよりあうふたりが、大切な使命をおって足を踏み入れるのが、あらたな舞台「影の国」。なにもかもが灰色に満たされ、そのせいですぐ目の前すら見ることができないその場所で、ふたりはひとりの少女の影を探さなくてはなりません。もし、それがかなわなければ、少女は「この世界にはじめからいなかったことになってしまう」のです……!ちょっぴりお調子者だけど、思いやりと正義の心にあふれたカイくん。冷めたような態度の奥に、強い責任感とやさしさを備えたティム。個性ゆたかなふたりの冒険を、もっと読みたい! 続刊が待ち遠しくなる一冊です。
(小説家 堀井拓馬)
【情報提供・絵本ナビ】