日本人の葬儀

角川ソフィア文庫　Ｊー１３５ー１

ＫＡＤＯＫＡＷＡ
新谷尚紀　

• 価格: 1,408円（本体1,280円＋税）
• 発行年月: 2021年08月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784044006617

内容情報

[BOOKデータベースより]

弔いをめぐる民俗には、歴史の中で伝えられてきた生と死の思想がひそんでいる。古代天皇や中近世の葬送儀礼、生死の境界における「米」「火」「石」の意味、盆の行事や花いちもんめ、便所の神さま伝承の背後にある他界への憧憬。死という絶対に、日本人はどのように向き合ってきたのか。私たちは、なぜいま葬儀と墓をめぐる変化と混乱の中にいるのか。柳田國男や折口信夫の問いを継承し、新たな時代の医療や死生観に接続する民俗学。

現代人と死―序にかえて
１　葬儀の深層（葬送儀礼；米の霊力；火とケガレ；生と死と水辺の石）
２　葬儀の歴史（古代天皇の葬送と殯宮；平安貴族の葬送儀礼；中世の葬儀；近世の葬送習俗）
３　他界への憧憬（盆に来る霊；人を神に祀る風習；儀礼と他界観；花いちもんめ）

[日販商品データベースより]

弔いをめぐる民俗には、歴史の中で伝えられてきた生と死の思想がひそんでいる。古代天皇や中近世の葬送儀礼、生死の境界における「米」「火」「石」の意味、盆の行事や花いちもんめ、便所の神さま伝承の背後にある他界への憧憬。死という絶対に、日本人はどのように向き合ってきたのか。私たちは、なぜいま葬儀と墓をめぐる変化と混乱の中にいるのか。柳田國男や折口信夫の問いを継承し、新たな時代の医療や死生観に接続する民俗学。