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[BOOKデータベースより]
分断や個人主義に振れるアメリカ。排外主義、反移民、反多様性…しかし、彼らの人生の語りの中には、誠実なアメリカ人の精神、すなわちアメリカの良心が、そこここに立ち現れている。
序章 質的調査法による異国の友人理解の試み(質的調査法とは;本書と質的調査法 ほか)
[日販商品データベースより]第1章 スーザンのライフヒストリー(スーザンのアメリカ;スーザンの語りを読み取る)
第2章 スーザンに関わる人たちのライフヒストリー(夫リーのライフヒストリー;きょうだい・いとこのライフヒストリー ほか)
第3章 語りからスケッチされるアメリカ(歴史・時代のスケッチ;文化・宗教のスケッチ ほか)
終章 アメリカ的なるもの
ライフヒストリーという方法で異国の友人を理解し、アメリカ的なるものへ接近しようとする試み。
今、「分断」に揺れるアメリカだが、本書の登場人物の語りから、「分断」ということ以前に、アメリカ人であることの基層にアメリカ人が共有している価値が息づいていることが見えてくるはずである。分断や個人主義に振れるアメリカ社会に失望し、抗議し、憤る人たちもアメリカ人の一つの姿である。彼らの人生の語りの中には、誠実なアメリカ人の精神、すなわちアメリカの良心が、そこここに立ち現れている。本書を読んで、是非このようにアメリカ人を見つけてほしい。
「よく知らないもの」には偏見や差別意識が生まれやすい。対峙するものとつながりが生まれ、そこに理解できる関係の友人や知り合いや親しい人がいて、その人たちの生活の様子を想像することができるようになると、意識は変わっていくだろう。