- 旅先のオバケ
-
- 価格
- 594円(本体540円+税)
- 発行年月
- 2021年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087442748
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[BOOKデータベースより]
極寒ロシアの陰気なホテルやいわくありげな無人島で体験した信じられない現象。一瞬で全身を蚊に包まれたツンドラでの恐怖のテント泊。黴と虫の死骸に囲まれたラオスの一夜。最果ての地の民宿で受けた最高のおもてなしに、モンゴル遊牧民とのゲルでの生活など、奇妙キテレツな「旅の宿」の思い出を一挙放出!北極圏から赤道直下まで、世界の極限地帯を股にかける、シーナのオドロキ旅エッセイ。
第1章 あとになってフルエルような恐ろし宿体験
[日販商品データベースより]第2章 土地に残る「記憶」を感じる旅
第3章 アジア離島宿いろいろ
第4章 シベリア・モンゴル・北極圏 宿泊は時にタタカイだ
第5章 世界のあちこちでこんな宿に泊まってきた
「旅の多い人生だ。世界各国、日本各地。ホテルや旅館などの恵まれた寝場所だけでなく、原野やジャングルなどでも寝なければならない」(本文より)
真冬のロシアのホテルで遭遇した信じられないホラー体験、モンゴルのゲルにやってきた深夜の来訪者、ラオスでカビと虫の死骸に囲まれた一夜、一瞬で身体ごと蚊に包まれるツンドラのテント生活など、旅の達人・椎名誠がこれまでに泊ってきた「宿」を振り返り、驚き・発見・恐怖・感動のエピソードをまとめたエッセイ集。
地球を股にかけた、オドロキのエピソードが満載!
【著者略歴】
椎名 誠(しいな まこと)
1944年東京生まれ、作家。「本の雑誌」初代編集長。流通業界誌編集長を経て、79年『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。89年『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。『わしらは怪しい探検隊』シリーズ、『岳物語』シリーズなど著書多数。