[BOOKデータベースより]
息をのむ写真の連続…!直径は地球の半分。地球のとなりにある赤い星「火星」。火星探査ロケットから撮影した驚くべき写真絵本!
[日販商品データベースより]火星探査ロケットが撮影した息をのむような火星の姿。地球のとなりにある赤い星「火星」の知られざる表情をとらえた、驚くべき写真の連続!
<火星>
太陽系の8つの惑星のひとつ。
地球のとなり、太陽から4番目の惑星。
直径は地球の半分。
火星の1年は、地球の687日にあたる。
1日の気温の幅はマイナス120度から30度くらい。
平均気温はマイナス60度。
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南極と北極を覆う、ドライアイスの氷。春になって溶け出した二酸化炭素は、氷にヒビを入れながら、ブクブクと吹きあがってくる。風が砂を運ぶと、砂丘の影が鳥の羽や畑のうねのような模様を描き、別の場所では、氷の力で岩石が持ちあげられ、規則正しい網目模様になっている。大自然の営みが見せる、ダイナミックなアート!これ、全部火星の話なんです。本書では、NASAが開発した火星探査機MROに搭載された高性能宇宙カメラ「HiRISE」がとらえた火星の地表を、おどろくべき火星環境と共に紹介しています。火星というと、思い浮かぶのはいつも同じイメージでした。岩石の散らかる赤茶けた荒野が延々と続き、そこに、山や谷の陰影が黒々と落ちている。そんな風景です。本書に掲載されている写真を見て、そんなイメージは粉々にくだけ散りました!まるで穏やかな海のような、青い砂丘のうねり。様々な種類の鉱石が集まって、カラフルに染まった地表。太陽光を受けて金属のような光沢をはなつ、岩や砂の質感。抽象絵画のようにも見えるそれらの写真は、じっとながめているとスケール感がおかしくなってきて──。地球の半分の直径を持つ惑星を撮影したものであるはずなのに、逆にとても小さなもの……たとえば、削り出したばかりの鉱石の表面や、顕微鏡で映すミクロ世界の光景のようにも見えてきて、とても神秘的な感覚をおぼえました。美しさの代名詞、ヴィーナスと呼ばれる金星。均整のとれた輪を持つ圧倒的オリジナリティ、土星。だけど本書を手にとれば、火星の意外な姿にも、魅了されることまちがいなし!いちばん身近な、地球のおとなりさん。その意外な姿を写した一冊です。
(小説家 堀井拓馬)
『MARS IS』が原題。
NASAが打ち上げたロケットに搭載されたHiRISE(高性能宇宙カメラ)によって、
2006年から入手できるようになった火星の様々な写真をもとに構成された作品。
写真に映し出された画像から、火星に地質なども解説してあります。
通常、単調な解説になりがちですが、
まず、特徴を端的に示し、印象的なキーワードのように解説してあるのがわかりやすいです。
ドライアイスって、二酸化炭素の氷ということも、再認識。
地球に似ているところ、微妙に違うところなど、知識がどんどんアップデートされていく感覚です。
加えて、まさに自然現象ですが、アートのような魅力があります。
隕石によるクレーターは、まさに宇宙の世界を体感させてくれます。
写真というリアリティを通して、地質ってすごい、を体感できると思います。(レイラさん 50代・兵庫県 )
【情報提供・絵本ナビ】