- 宋斤・永尾利三郎と尼崎
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2021年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784343011183
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[BOOKデータベースより]
永尾利三郎は号を宋斤と称し、俳誌『早春』を主宰する大正・昭和期の関西俳壇の重鎮であった。しかし、司書であり郷土史研究にも携わる著者が注目したのは、もう一つの仕事―尼崎市立図書館員時代の『尼崎志』編纂だった。史料の収集、古文書の翻刻、原稿の執筆、これらをたった一人で成し遂げた利三郎の、尼崎での仕事ぶりを丹念に追い、その知られざる事跡を明らかにする。
1 永尾利三郎の生涯―俳句の外に遊ばず
2 永尾利三郎と尼崎市立図書館―甚だ敬愛すべき我郷土尼崎
3 尼崎での日々―尼崎に十年住みて年賀かな
4 尼崎市史編纂の気運―我等が住める尼崎の歴史地誌の研究は既に今時に於て成さずんば 今後歳月を食むに随って愈困難の度を増すべきに至らんかと存ぜられ申候
5 尼崎郷土史料展覧会の開催―我尼崎市居住者をして郷土尊重の念を喚起せしめ以て我市の現代文化の向上に資し郷土愛の内質的自覚を宣伝する
6 市史編纂の開始と『尼崎志』の刊行―左支右吾 一日を費して一行も書き得ざることあり
7 利三郎 尼崎を去る―去り来れば蚊火の大物なつかしも
付記 図書館随想