[日販商品データベースより]
「わたしは十円玉」。パン屋さんから若い夫婦の家、喫茶店、銭湯、焼き芋屋さん……。十円玉が手から手へ渡りながら、人間の生活のささやかな幸せのひとときをのぞいていく絵本。暮らしのたのしみを題材にした文章でも知られている画家・牧野伊三夫が、昭和39年製造の十円硬貨の視点で、日本人のなんでもない日常をあたたかく描く。いろんな人の手に渡っていく硬貨の宿命と、時代の移り変わりに想像力を刺激される。
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この本における牧野伊三夫さんの絵は、太い筆で昭和の時代を懐古しているような、懐かしい香りが漂っています。
主人公は十円玉。使われて、お釣りとして別の人に渡って、いろいろな人の生活の中を渡り歩いていきます。
その、十円玉の存在感も、描かれている風景も、昭和時代を走馬燈の様に映し出しています。
現金が現金として、十円玉がこれだけ活躍できた時代を、思い出しました。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】