- 殿様は「明治」をどう生きたのか 2
-
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2021年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784594089047
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[BOOKデータベースより]
版籍奉還、廃藩置県によって、戊辰戦争に勝った大名も負けた大名も一緒くたに、領地は没収、家臣は解散となった。趣味に生きることで、自分の政治力を封印した最後の将軍・徳川慶喜。十四歳で鳥取の藩主となった慶喜の兄・池田慶徳は、誠実さと勤勉さで藩をまとめ、維新後も領民を気にかけ、国家に尽くし、飄然と世を去った。そのほか地方行政に腕をふるった上総の一宮藩一万石の加納久宜など、十二名の元殿様の知られざる波乱に富んだ生き様を人気歴史研究家の河合敦先生が紹介する。
第1章 老兵は去るのみ(徳川慶喜(将軍家)―趣味に生きるしかなかった最後の将軍;安藤信正(磐城平藩)―運に見放される契機となった襲撃事件での失態;小笠原長行(唐津藩)―徳川幕府最後の老中が迎えた数奇な運命;池田慶徳(鳥取藩)―将軍の兄は父も認めるほどの「男前」)
[日販商品データベースより]第2章 新時代を生きる(伊達宗城(宇和島藩)―新政府でも重用された先見の明;九鬼隆義(三田藩)―商社を興しクリスチャンになった十三代目;松平乗謨(田野口藩)―“日赤の母”と呼ばれた博愛のお殿様;鍋島直大―社交界の花形だった「プリンス・ナベシマ」)
第3章 郷里とともに(細川護久(熊本藩)―政争渦巻く藩内を改革した進歩系君主;加納久宜(一宮藩)―万石の殿様から町長になった男;井伊直憲(彦根藩)―「彦根の夜明け」に尽くした隠れた名君;酒井忠篤(庄内藩)―“大西郷”を敬愛し続けた庄内人)
江戸時代に各地を治めていた藩主は、明治四年の廃藩置県によって国元から切り離されて強制的に東京住まいとなった。戊辰戦争で勝った大名も負けた大名も一緒くたに、領地は没収され、家臣は解散させられた。
最後の将軍、徳川慶喜は狩猟や写真に生きることで自分の政治力を封印した。
慶喜の兄、鳥取藩の池田慶徳は、誠実さと勤勉さで藩をまとめ、維新後も領民を気にかけ、国家に尽くし、飄然と世を去った。
そのほか地方行政に腕をふるった上総の一宮藩一万石の加納久宜、商社を経営しクリスチャンとなった三田藩九鬼隆義、箱館戦争まで参戦後二十年隠棲した最後の老中安藤信正など、十二名の元殿様の知られざる波乱に富んだ生き様を、人気歴史研究家の河合敦先生が紹介する。