[BOOKデータベースより]
おたんじょうびかいでは、プレゼントがもらえてケーキもたべられるとしったおばけたちは、おたんじょうびかいをのっとろうと、うごきだしました。4〜5歳から。
[日販商品データベースより]ひとざとはなれた山奥に、おばけがふわふわただよっていました。おばけはいつも「なにかいいことがおきないかな〓」と、ぼんやりすごしていました。
そんなある日、町に行っていたおばけが言いました。「今度、大きなおやしきで、ぼっちゃんのおたんじょうびかいが開かれるそうです。おたんじょうびかいというのは、プレゼントをもらえて、ケーキもたべられて、ちやほやしてもらえるんです!!」それを聞いたおばけたちは、主役のぼっちゃんになりすまし、おたんじょうびかいをのっとろうと計画しました。
まずは、ぼっちゃんについて聞いてまわりました。ぼっちゃんは、よく寝て、よく食べて、いたずらをする男の子のようです。そして、ぼっちゃんの写真まで手に入れました。
おたんじょうびかいの日、おばけたちはぼっちゃんや招待客に変装して、おやしきへとむかいました。豪華なパーティー会場に入ると、そこにはぼっちゃんではなく犬がいて……?
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おたんじょう会というのは、プレゼントをもらえて、ケーキもたべられて、ちやほやしてもらえるらしい……。そんなうわさを聞きつけたおばけたち。「こうしちゃいられない!」と、おたんじょう会の乗っ取りを計画します。主役のぼっちゃんになりすまし、お屋敷に向かうおばけたちでしたが、会場にいたのが、ぼっちゃんではなく1ぴきの犬だったからさあ大変!主役を間違えたーと、てんやわんやの大騒ぎとなります。作者せきゆうこさんのカラフルでおちゃめな絵は必見。ごちそうが並んだパーティ会場の華やかさには心躍りますし、何より、おばけたちのコロコロと変わる大げさな表情が最高。ニタニタと笑っていたかと思ったら、真剣な顔になったり、驚いたり……。何度見ても飽きのこない楽しさです。賢いのかと思ったら、詰めは甘いし、慌てもの。いつもトホホな結果になってしまう、ちょっと残念なおばけたち。でも常に真剣で全力投球だから、愛らしくて憎めないんですよね。せきゆうこさんの作品には、他にもおばけたちが無謀な企みをするおはなしがあります。あの手この手を使って、ぼろ家を売ろうとする『おばけのおうちいりませんか?』。ハロウィンで驚かせるはずが逆に驚かされてしまう『おかしとおうちくれませんか?』などなど。ちょっぴりまぬけなおばけたちの、ドタバタ奮闘ぶりを、ぜひ親子で一緒に楽しんでください。
(絵本ナビライター 出合聡美)
どこか抜けているけれど、一生懸命な愛すべきおばけたちが空回りをしながらも、プレゼントを手にするべく頑張るお話でした。文章量が多い絵本なので、読み聞かせには向かない絵本だったと思います。また、オチの理解も我が家の子どもには難しかったようでした。(さくらっこママさん 30代・東京都 女の子6歳、男の子3歳)
【情報提供・絵本ナビ】