昭和２３年冬の暗号

中公文庫　い１０８ー７

中央公論新社
猪瀬直樹　

• 価格: 814円（本体740円＋税）
• 発行年月: 2021年06月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784122070745

内容情報

[BOOKデータベースより]

昭和二十三年十二月二十三日、東條英機をはじめＡ級戦犯が処刑された。なぜ皇太子明仁の誕生日、のちの「天皇誕生日」が選ばれたのか。そこにアメリカが仕掛けた「暗号」から敗戦国日本の真実を解き明かす、『昭和１６年夏の敗戦』完結篇。新たに書き下ろし論考「予測できない未来に対処するために」を収録。

第１章　子爵夫人
第２章　奥日光の暗雲
第３章　アメリカ人
第４章　天皇の密約
第５章　四月二十九日の誕生日
第６章　退位せず
終章　十二月二十三日の十字架

[日販商品データベースより]

昭和23年12月23日零時1分30秒、死刑執行開始。なぜ東條英機をはじめＡ級戦犯７名は、皇太子明仁の誕生日に処刑されたのか。マッカーサーが戦後日本のカレンダーに刻んだ「暗号」とは？　『昭和16年夏の敗戦』の完結編となる歴史ノンフィクション。

（『東條英機 処刑の日』改題）