[BOOKデータベースより]
香港自由主義新世代の旗手・周保松が読み解く、この困難な時代をどう生きるか。「…私たちが変われば、世界のあり方も自ずと変わる」「…僕は、ぼくの使命を果たさなければならないんだ!」サン=テグジュペリ「星の王子さま」より。
夢はどこまで続く
大人の童心
儚い初恋
王子さまの気づき
あなたが五千本のバラのうちの一本に過ぎなかったら
小麦色に君を思う
キツネの気持ち
愛することの責任
バラの人生はバラのもの
どうして友だちはお金で買えないの
孤独な現代人
選択するということ
なつけることは政治的なこと
「理解」の難しさと大切さ
無に帰る前に
星の王子さまの目で見た社会に作者の思想や体験を重ね合わせ、人と人との関わり方、恋愛の意味、社会を変えるために一人一人がやらなければならないこと、他を理解することの難しさと努力、人生の終わりとは、などを読み解き、あらゆる階層、世代の人に平易な文章で問いかける。斬新な視点でこれまで気づかなかった悟りを与えてくれる。「大切なことは心でないと見えないんだ」「私たちが変われば世界のあり方も自ずと変わる」など珠玉の名言を改めて思い起こさせてくれる書。