- こわい本 2
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- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2021年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784041089903
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[BOOKデータベースより]
戦争中の昭和15年。九州のある村ではアリ人間と呼ばれる奇怪な人間があちこちで生まれていた。天文学者の式島博士は、アリ人間の発生は11年周期の太陽黒点の異常発達と関係していること、地球破滅が近いことを知る。しかしそれを隠そうとする軍は博士を逮捕し拷問の後、笑い仮面をつけ獄門島に監禁した。そして再び大黒点の年が近づき、笑い仮面とアリ人間の戦いが始まった。「笑い仮面」(前・後)、「地球最後の日」収録。
[日販商品データベースより]「笑い仮面」では太陽の黒点の異常によって焼け野が原になる地上で生き延びるためにアリのような新人類が誕生する。これは「進化」ではないのか。アリ人間が人間を自分たちと同じ体の仲間にしようとするのは、「自然淘汰」ともいえる。
「地球最後の日」では、彗星との衝突を目前にした地球が描かれる。ショックで3分の1の人間は自殺し、生き残った人間は頭がおかしくなるか、飢えて獣化した怪物になっている。恐怖を逃れるために理性を失い、怪物になることもまた「適応」であり「進化」だ。
---本書解題より(文・中野晴行)
「異形」をテーマに「笑い仮面」(前・後)」「地球最後の日」を収録。
全巻カバーデザインは、吉田ユニ。