- 聖母の美術全史
-
信仰を育んだイメージ
ちくま新書 1578
- 価格
- 1,375円(本体1,250円+税)
- 発行年月
- 2021年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480074010
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[BOOKデータベースより]
二〇二〇年四月、一枚の聖母像の前でフランシスコ教皇は、新型コロナと戦う連帯を全世界に呼びかけるミサを行った。今も昔も、悩み苦しむ人びとが求めるのは、「母なるもの」のイメージなのだろう。イコンをその源に持つ聖母は「受胎告知」「ピエタ」「無原罪の御宿り」など様々な主題を生み、祈りの対象としてのみならず、西洋美術史を強く牽引した。聖母像の起源から、ルネサンス、バロック、日本の南蛮美術やお掛け絵、現代美術に至るまで、その大潮流を追いかける比類なき美術史。
はじめに 聖母と美術―なぜ信仰を集めるのか
[日販商品データベースより]第1章 聖母像の成立―イコンと黒い聖母
第2章 中世の聖母―涙と乳
第3章 ルネサンスの聖母―「美術の時代」の始まりと危機
第4章 バロックの聖母―危機の時代の幻視と爛熟
第5章 聖母像の広がり―植民地・民衆への浸透
第6章 東洋の聖母―インド・中国・日本への伝播と変容
第7章 近現代の聖母―衰退から変奏へ
二〇二〇年四月、一枚の聖母像の前でフランシスコ教皇は、新型コロナと戦う連帯を全世界に呼びかけるミサを行った。今も昔も、悩み苦しむ人びとが求めるのは、「母なるもの」のイメージなのだろう。イコンをその源に持つ聖母は「受胎告知」「ピエタ」「無原罪の御宿り」など様々な主題を生み、祈りの対象としてのみならず、西洋美術史を強く牽引した。聖母像の起源から、ルネサンス、バロック、日本の南蛮美術やお掛け絵、現代美術に至るまで、その大潮流を追いかける比類なき美術史。