- メディアの制度論と空間論
-
両義性の葛藤
花田達朗ジャーナリズムコレクション 第4巻
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2021年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784779127106
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[BOOKデータベースより]
第1部 制度の制御(1984〜1994)(衛星とケーブルで幕開けた西ドイツの民間放送元年(1984);ニューメディアのインパクトと放送制度の変容―西ドイツを事例として(1986);メディア変動における規範理論と政治経済的力学―西ドイツの第4次放送判決を巡って(1987);“研究座談会”西ドイツの第4次放送判決をどう読むか―日・独比較の視点から(浜田純一、石川明、両氏との座談会)(1987);放送制度の社会学的分析―西ドイツモデルを手掛かりとして(1988);西ドイツ、政治と経済に侵食される文化の砦―公共放送の理念とそのシステムが、いま揺らぎ始めた(1988);放送制作と産業政策の相克(1991);放送制度と社会科学の間(1994))
[日販商品データベースより]第2部 空間の生産(1994〜1999)(放送空間の生産―放送におけるインフラ、景観、場所の織り合わせ(1994);情報化時代における公共空間のフォーメーション―歴史性、社会性、空間性のトリアーデ(1997);情報メディアの国際化は多文化主義と教育空間に何をもたらすか(1998);複製の復讐と“パブリックなるもの”の行方―放送によるデジタル複製空間の浮上(1998);「メディアと公共圏のポリティクス」の序、あとがき、目次(日本語と英語)(1999))
第3部 学生向け参考書への執筆(1988〜1999)(現代コミュニケーションの変動(1988);ニューメディアのパラドックス(1993);パブリックな生活とメディア(1999))
人々の表現の自由をアシストするためにあるメディア制度が、
どうして権力化して、逆に人々を抑圧するのか。
「空間の生産」という理論から、
どうしてメディア空間の再生の可能性を引き出すことができるのか。
メディアの両義性を貫き、その向こうに抵抗の空間を展望する。
解説:斉藤日出治(大阪産業大学名誉教授)/
アルブレヒト・レスラー(情報法・メディア法、弁護士)
花田達朗コレクション
花田達朗の仕事はジャーナリズム研究という一本の柱を通す
ことができる。
公共圏論、空間論、制度論などの研究に貢献した学徒は、
ジャーナリズムの改善を通じた豊かな市民社会の創造を追求した。
花田の筆は、日本のジャーナリストへの共感と連帯、
そして、怒りと絶望を隠さなかった。
同時にそれは、信頼を失う既成メディアと軌を一にするように、
ジャーナリズム研究を痩せ細らせていった
日本の研究者たちへも向いた。
理論と実践を通じ、ジャーナリズムに自己の宿り場を探し続けた
孤高の社会学者の40年にわたる全仕事。
花田達朗ジャーナリズムコレクション
既刊
第2巻 ジャーナリズムの実践
――主体・活動と倫理・教育2(2011〜2017年)
第1巻 ジャーナリズムの実践
――主体・活動と倫理・教育1(1994〜2010年)
第3巻 公共圏
――市民社会のための理論
続刊予定
第4巻 メディアの制度論と空間論(本書)
――両義性の葛藤
第5巻 ジャーナリズムの環境条件
――メディアとテクノロジー
第6巻 ジャーナリズムと時評
第7巻 事典 補遺・索引
*(もくじ抜粋)
第1部 制度の制御(1987 〜 1994)
メディア変動における規範理論と政治経済的力学??西ドイツ
の第4次放送判決を巡って??(1987)/放送制度と社会科学
の間(1994)
第2部 空間の生産(1994 〜 1999)
放送空間の生産??放送におけるインフラ、景観、場所の織り
合わせ??(1994)<