[BOOKデータベースより]
近年、日本各地で野生動物が町に出没し、大きな社会問題となっている。本書は、奈良公園とそう離れていない滋賀県多賀町のニホンジカにスポットをあてる。奈良のシカは観光客のマスコットとして大切にされ、一方は、田畑を荒らす有害獣として駆除され続けている。野生動物の「命」と向き合う現場に立つ人びとの思いとは…。小学校高学年から。
神様の遣いとされた鹿
奈良のシカ
保護施設「鹿苑」
有害獣「ニホンジカ」
駆除の現場
増えすぎたニホンジカ
有害獣を駆除する人たち
鹿の数と自然のバランス
大将の宝物
箱わなにかかった鹿
駆除される鹿は、かわいそうなのか?
環境と命を考えるノンフィクション
みなさんが修学旅行で訪れる奈良公園のシカと有害獣として駆除される鹿。同じ野生のニホンジカなのに、命の扱いは同じではありません。保護される命とは? 奪われる命とは?
野生動物の「命」と向き合う現場から、人間と野生動物の共存とは何か考える1冊。
小学校高学年から
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価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2014年03月発売】
奈良の鹿は保護され、三重や滋賀の鹿は、駆除される。
こんなんって変じゃない?と、題名の通り、命の境界線があることに疑問を抱き、怒っていました。
その後、国境を例に、人間でも…と話をしたりして、答えはない問いを親子で考えてみました。
写真み豊富で、もても分かりやすく考えさせられる本でした。(みっとーさん 30代・大阪府 男の子10歳、女の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】