- 古代史に隠された天皇と鬼の正体
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- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2021年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569901350
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[BOOKデータベースより]
“天皇は「神」で「鬼」だった”“天皇の謎を解く鍵を握っていたのは女性?”“祟る神(鬼)を鎮められるのは「童女」と「巫女」”“天照大神を女神にしなければならない理由”“皇極天皇にまとわりつく「鬼」の気配”“秦氏に祀られていた本当の「鬼」”神・天皇・鬼の関係がわかれば、天皇家、存続の理由も見えてくる!
第1章 弱い王と祟る神(天皇とはどんな存在だったのか;藤原氏が隠そうとした真実とは;ヤマト建国の真相と古代日本の実態)
[日販商品データベースより]第2章 「神と巫女」と天皇(最高・最大の天皇祭祀「大嘗祭」;神を祀るのは女性;女装する天皇)
第3章 藤原氏に「鬼」にされた人々(暴走する天皇の出現;「親蘇我派」と「反蘇我派」という視点;律令制度を利用してのし上がった藤原氏;藤原氏の思惑を破壊しようとして天皇)
第4章 「鬼」の物語に潜む真相(天皇と鬼のつながり;「天皇と鬼」に隠された大きな秘密;蘇我入鹿殺害事件の真相)
日本人は、鬼が大好きだ。お伽話は鬼で溢れている。
鬼とはいったい何者なのか。
鬼は本来、目に見えない、得体の知れない恐ろしい存在と考えられていた。
たとえば、秋田のナマハゲが蓑笠を着ているのは、寒さや雪対策だけではない。鬼の格好を表象している。身を隠して見えないという設定で、鬼を表現しているのだ。
その「隠す」「隠れる」の「隠」の一文字を「おん」と読み、「おん」が「おに」となった。
古代日本人にとって「鬼」とは「祟る神」であり、大自然そのものだった。
恵みももたらせば、災害も起こす。強力なパワーを持つ、目に見えない、恐ろしい存在は、すべて鬼だったのだ。
また、天つ神の末裔である天皇も同様に恐ろしい存在と見なされた。
実権のない弱い祭司王であった天皇が、生き残った大きな理由がここに隠されている。
古代史における鬼は、現代人の想像をはるか超える影響を及ぼしていたのだ。
『天皇と鬼』を改題し、加筆・再編集。