〈武家の王〉足利氏

戦国大名と足利的秩序
歴史文化ライブラリー　５２５

吉川弘文館
谷口雄太　

• 価格: 1,870円（本体1,700円＋税）
• 発行年月: 2021年06月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784642059251

内容情報

[BOOKデータベースより]

群雄割拠する戦国時代も、足利氏は実力を失うが将軍であり続けた。なぜ武士たちは足利氏を認めたのか。武家の王＝足利氏とする序列意識「足利的秩序」に焦点をあて、その存続と滅亡の謎に迫り、「足利時代」を再考する。

なぜ、足利氏は続いたか―プロローグ
共通利益と共通価値
足利絶対観の形成
確立する足利的秩序
なぜ、足利氏は滅びたか
足利時代再考―エピローグ

[日販商品データベースより]

南北朝から戦国時代にかけて、足利氏は実力を失いながらも将軍であり続けた。なぜ武士たちは足利氏を認めたのか。武家の王＝足利氏とする序列意識「足利的秩序」がどのように成立し、維持され、崩壊していったのかに焦点をあて、吉良・斯波・新田氏ら一門の系譜から足利氏の存続と滅亡の謎に迫る。そして２５０年にわたる「足利時代」を再考する。