この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 全体主義の起原 2 新版
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2017年08月発売】
- 全体主義の起原 3 新版
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2017年08月発売】
- ハンナ・アーレント
-
価格:8,580円(本体7,800円+税)
【2021年03月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2017年08月発売】
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2017年08月発売】
価格:8,580円(本体7,800円+税)
【2021年03月発売】
[BOOKデータベースより]
「100年も前に死んでしまったけれど、ラーエルはわたしの本当の親友」。一人の人間の考えに考えぬいた思索の人生を追う、アーレントによる「自伝としての伝記」。
ユダヤ女性そしてシュレミール 一七七一‐一七九五年
[日販商品データベースより]世の中へ 一七九五‐一七九九年
終わったあと・どう生きる? 一七九九‐一八〇〇年
異国への逃亡・美しい世界 一八〇〇‐一八〇一年
魔法・美・愚行 一八〇二‐一八〇四年
解答・大いなる僥倖 一八〇五‐一八〇七年
同化 一八〇七‐一八〇八年
昼と夜
路傍の乞食 一八〇八‐一八〇九年
ある友情の破綻 一八〇九‐一八一一年
市民的改善・出世の物語 一八一一‐一八一四年
賎民と成り上がり者のはざま 一八一五‐一八一九年
ユダヤ性から逃げられはしない 一八二〇‐一九三三年
ラーエルの手紙および日記より
「わたしの生涯のかくも長いあいだの最大の恥辱、もっともにがい苦しみと不幸であったこと、ユダヤ女に生まれついたことを、いまのわたしはけっして手放したくありません」(第一章冒頭、死の床でのラーエルの言葉)
「100年も前に死んでしまったけれども、ラーエルはわたしの本当の親友」――1930年代はじめに書き始められ、ナチス・ドイツを逃れてほぼ完成した第一草稿を携えてパリへ、さらにニューヨークへ亡命し、最終的に1957年に公刊された『ラーエル・ファルンハーゲン』は、アーレントにとっては「自伝としての伝記」であり、きわめて深い思いのある書であった。
「この本は、副題――「あるユダヤ人女性の生涯」――が示唆する内容とは異なり、むしろ、一人の人間の考えに考えぬいた思索の人生を伝える書であった。アーレントは、ラーエルの思考のプロセスをさかのぼり跡づけていく。ユダヤ人であるという自意識から逃れようとする孤独な推察が出発点となり、ついにユダヤ人としての自己を理解して受け入れ、「パーリア」というユダヤ人としての同胞意識に目覚めるまでの道程を旅するのである」(ヤング=ブルーエル『ハンナ・アーレント』)
ドイツ・ロマン派の時代を生きたラーエル・ファルンハーゲン(1771-1833)を知るために。アーレントをより理解するために。新版をここにおくる。