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[BOOKデータベースより]
三宅雪嶺思想には「明治維新から敗戦」までのすべて(その良質なものと犯してはならない誤謬)がある。雪嶺の膨大な哲学著述(時局論・人生論・人物論と不可分)の全貌を解明する初めての試み。
0 哲学の本意(日本人の誕生―大日本帝国憲法;日本人とは何ものか? ほか)
[日販商品データベースより]1 哲学論(講壇(=大学)哲学の仕事;『宇宙』―哲学の総合デザイン ほか)
2 歴史論(『同時代史』;『人生八面観』(昭30/11/3) ほか)
3 人生論―『世の中』(大3=1914)(哲学の真骨頂;『世の中』(大3) ほか)
4 フリーランサーの生き方(まだ何ものでもないが、すでに何ものかである;高利貸とフリーランサー―官職を辞めるまで ほか)
5 年譜と著作
三宅雪嶺は「明治維新後」の思想を代表する
三宅雪嶺は1860年生まれ、1945年没。明治維新から第二次大戦までを生きた哲学者、歴史家、ジャーナリスト。「国粋主義」を標榜した言論雑誌「日本人」の創刊で知られ、『真善美日本人』『偽悪醜日本人』ほか膨大な著作を残した。
雪嶺の「国粋保存」は保守反動思想ではない。雪嶺の哲学は、旧物保存の正反対、開明社会の知識思想から生まれた宇宙論、人類論、社会論などで構成される百科全書的で、広大な思想体系である。
雪嶺の魅力は、これまた膨大な歴史論、人物論、人生論にもある。司馬史観の源泉は雪嶺にあり。
満州事変以降、「晩節を汚して」しまった雪嶺について、それはなぜ? を問う。