- コミュニティと芸術
-
パンデミック時代に考える創造力
慶應義塾大学教養研究センター選書 21
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- B6変
- ISBN
- 9784766427394
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本社会の持続可能性と総合政策
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2019年03月発売】
- 生まれつき男社会に服従する女はいない
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2023年07月発売】
- 質的比較分析(QCA)
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2023年12月発売】
[BOOKデータベースより]
第1章 パンデミック時代のコミュニティ(「4つの階級」;「人種差別こそがパンデミックである」;変化する「コミュニティ」の意味)
[日販商品データベースより]第2章 パンデミックと新たな公共芸術(公共の資産としての芸術―コロナウイルスと各国の文化政策;“ゲーム・チェンジャー”―ストリート・アートの新たな役割;イリーガルからリーガルへ―ストリート・アートと町の再生)
第3章 アーティストはなぜ生命維持に必要なのか(再びコロナ禍の文化政策を考える;Tokyo 2020とLondon 2012―オリンピックと文化オリンピアード;London2012―「ゲーム・メイカー」とボランティア精神;イギリスの文化政策と創造産業の誕生;創造産業と教育、そしてコミュニティの再建)
第4章 創造産業という文化政策に翻弄される芸術(ストリートのアートとオリンピック―だれのためのアートか;London 2012とイースト・ロンドンの戦い;イギリス創造産業の行方―経済システムの中の創造力)
第5章 クリエイティブ再考(変わりゆく「創造性」;カズオ・イシグロの「クリエイティブ」批判―『わたしを離さないで』;それでも人は描き、歌い、踊る)
▼あらたなコミュティの在り方を考える。
コロナ禍で人々の日常とコミュニティの在り方は大きく変容した。本書では、ストリート・アートや、オリンピック・文化オリンピアード構想の現状をふまえ、アフターコロナのコミュニティづくりにとって重要な鍵となる「芸術」と「創造力」について考察する。
この社会に生きる当事者としての私たちは、個人の持つ創造力をどう理解し、そして発揮していくべきか。クリエイティブの意味を再考しつつ、人間存在の意義を問う。