- 新たな時代の〈日韓連帯〉市民運動
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784909281333
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[BOOKデータベースより]
第1部 問題提起(一九七〇年代から八〇年代の「日韓連帯運動」から考える「連帯」のあり方;「日韓連帯」の再検討に必要な視点とは何か;被害者的優越意識から脱して「日韓連帯」のバージョンアップを)
[日販商品データベースより]第2部 現場からの報告(「日韓誠信学生通信使」の成果と可能性;「南北コリアと日本のともだち展」における日韓NGOの経験;枝川朝鮮学校でのアートイベントとその後―コミュニティの越境を目指して)
第3部 座談会(保守の運動は「連帯」に含まれるか;日韓の市民社会とその関係性の変化;「一九九五年」というターニングポイント;韓国の“被害者的優越意識”と“上から目線”;市民運動が受ける国家間関係の影響;「連帯」という言葉が持つ幅広さ;「日韓関係」を上位に置いて思考する違和感)
韓国の民主化運動や歴史問題の真相究明・戦後補償裁判を支えてきた日本の市民運動は日韓関係の重要な一面であり、国家と国家による「六五年体制」だけが日韓関係では決してない――と考える日韓関係の研究者・交流事業の実践者たちが集い討議した2020年の「日韓連帯フォーラム」の内容をまとめた本。国家間の関係が最悪の今こそ、市民による「日韓連帯」の共同体験を掘り起こし、それをバージョンアップすることで、政治権力に翻弄されない新たな関係性を前面に押し出してゆく――その〈原動力〉は市民による交流の歴史である。ナショナリズム、レイシズムの暗雲をはねのけ、新たな「日韓連帯」の可能性をさまざまな角度から探った論考集。