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[BOOKデータベースより]
苦しみに満ちた「この生」に、救いを与えてくれるような外部はない。すべてがむなしく過ぎ去ってゆく仮象のごとき世界を、人はどのように肯定できるのか?ニーチェの生きた哲学的問いを、「夢」「自由」「意志」の主題に即して語り直し、ニヒリズムの克服を可能にする治療(セラピー)としての哲学の力を探る。実存の意味をめぐる、健康な哲学的思考にいざなう書。
序論 「外なき内」とは何か
[日販商品データベースより]第1部 夢の哲学者ニーチェ―初期著作における生成の問題(哲学者ニーチェの出発点;夢のなかでいかにして夢だと気づくか―『悲劇の誕生』における仮象の哲学;歴史に内在する生―「生に対する歴史の利害」における地平の問題)
第2部 外なき内における自由―中期著作における必然性の問題(外なき内に自由はあるか―『人間的、あまりに人間的』と『曙光』における必然性の問題;外なき内の世界の自然化―中期著作におけるニーチェの道徳批判;セラピーとしての哲学―外なき内としての生の治療)
第3部 ニーチェの意志の心理学―後期著作におけるニヒリズムの問題(なぜ世界は外なき内になったのか―ニヒリズムの成立をめぐって;ニーチェによる意志の心理学―『善悪の彼岸』における霊魂論をめぐって;意思と解釈としての世界―ニーチェによる「この生」の肯定)
結論
附論1 ニーチェによる価値転換の思想
附論2 デリダの死刑論とニーチェ―罪と罰の脱構築に向けて
苦しみに満ちた「この生」に、救いを与えてくれるような外部はない。すべてがむなしく過ぎ去ってゆく仮象のごとき世界を、人はどのように肯定できるのか? ニーチェの生きた哲学的問いを、「夢」「自由」「意志」の主題に即して語り直し、ニヒリズムの克服を可能にする治療(セラピー)としての哲学の力を探る。実存の意味をめぐる、健康な哲学的思考にいざなう書。