- 激動の中を行く
-
与謝野晶子女性論集
新泉社
与謝野晶子 もろさわようこ
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784787721006

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[BOOKデータベースより]
すべて眠りし女(おなご)今ぞ目覚めて動くなる―日本のフェミニズムを拓いた誇り高いことば。
第1部 女として、人間として(鏡心灯語 抄;私の恋愛観;愛の訓練 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 婦人問題(母性偏重を排す;婦人の堕落する最大原因;未来の婦人となれ ほか)
第3部 社会・思想・教育(激動の中を行く;デモクラシーについて私の考察;生活の消極主義を排す ほか)
女子が男子と同じ程度の高い教育を受けたり、男子と同じ範囲の広い職業についたりすると、女子特有の美しい性情である「女らしさ」というものを失って……よろしくないというのです。
私は第一に問いたい。その人たちのいわれるような結論は何を前提にして生じるのですか。
――本書より
「山の動く日来る。…すべて眠りし女今ぞ目覚めて動くなる」。1911年、与謝野晶子が婦人解放の詩を雑誌『青鞜』に発表してから110年。
歌人として知られる晶子は母性保護、婦人参政権、女らしさの問題などに対して鋭い感性で独自の批評を展開し、それは今なお色あせていません。本書は、晶子の代表作『激動の中を行く』を中心に、日本のフェミニズムを拓いたその誇り高いことばをセレクトした評論集です。『青鞜』創刊号に寄せられた晶子の詩「そぞろごと」を抄録し、また編集・解説を担当した女性史研究家・もろさわようこの書き下ろしのメッセージを掲載しています。