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[BOOKデータベースより]
はじめての陶磁器の考古学。17世紀後半、長崎から積み出された陶磁器は、アジアを越えて、アフリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカへと、海を渡り世界中に普及していった。それらはどのように作られ、運ばれ、消費され、廃棄されたのか。陶磁器の生産・流通・消費の歴史について考古学的に明らかにし、考古学的資料としての陶磁器を研究素材としながら、人類の生活、社会、文化、交流の歴史を復元していく学問について語る。扱う時代は16世紀から19世紀にかけて、近世のグローバル化以降の陶磁器の歴史から、世界史を俯瞰。やきもののライフヒストリーを訪ね歩き、人々の生活・社会・交流の歴史を復元してゆく。コラム24本・カラー口絵16頁・挿図208点を収録。
第1部 陶磁考古学入門(陶磁器と考古学;陶磁器のライフヒストリー;窯と陶磁器;流通遺跡と水中考古学;沈没船と陶磁器研究;近世・近代考古学と陶磁器)
[日販商品データベースより]第2部 肥前磁器の歴史(肥前磁器の始まり;磁器生産の本格化;海外輸出の始まりと本格化;唐船・オランダ船による貿易;ガレオン船による貿易;展海令と国内市場開拓;地方窯の成立と生産機構の変容)
第3部 陶磁の道とグローバリゼーション(青(コバルト)の道;陶磁器からみるグローバル・ヒストリー)
陶磁器のライフヒストリーは海を越える。生産・流通・消費の痕跡を考古学的に調査し、やきものが紡いだ東西文化交流を浮び上らせる。
陶磁考古学は、やきもの(陶磁器)を資料として、生産から流通、消費、そして廃棄へと至るライフヒストリーを訪ね歩き、人々の生活・社会・交流の歴史を復元してゆく学問である。17世紀初の肥前磁器の創始、産業と輸出の本格化を経て、海を渡り世界中に普及していった陶磁器の世界史を、いま紐解く。はじめての陶磁器の考古学。