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[BOOKデータベースより]
蕪村は本当にヘタだったのか?頼りない線、ぶっきらぼうな形、かすかすの墨…なのに妙に心を奪われる。「ぎこちない」でありきたりの「俗」を超えた画家として、その画業を捉え直す!
1 「ぎこちない」からのスタート(蕪村と丹後)
[日販商品データベースより]2 二つの仕事―中国風の絵と俳諧の絵(中国風の絵;俳諧の絵;蕪村と芭蕉庵;蕪村と応挙、呉春;広がる蕪村の「ヘタウマ」的スタイル)
3 「ぎこちない」を芸術にした画家(「苦み」を味わう芸術;「かわいい」を楽しむ芸術;「光と空気と情感」の芸術)
詩画に造詣が深く、自然の情景を描いた作品が絶賛される従来の与謝蕪村(1716〓83)のイメージを大きく覆し、線描や形のぎこちなさや、そこから生まれる親しみやすさ、かわいらしさに注目して紹介する。府中市美術館で開催される同名展覧会の公式図録兼書籍。