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[BOOKデータベースより]
著者が関心を持ち続けてきた、非詩的領域にある作家のなかの詩の行方を問う異色の一巻。三島由紀夫における天皇制と共同体、太宰治における戦争下の文学の在り方など、喫緊の問題に接近する。三島の厖大な少年詩を読み解き宿命的な詩的資質を探る巻頭論考をはじめ、死と共同体の関係を全面的に論じた『豊饒の海』四部作をめぐる三島論、“大東亜戦争”下の文学的な戦いの限界を極めた可能性を、『散華』『右大臣実朝』などの分析を通じて追究する太宰論を収録。
1 詩と共同体
[日販商品データベースより]2 浪漫主義の生ける廃墟―三島由紀夫『豊饒の海』論
3 告白という“偽りの機械”
4 太宰治の詩的境界閾
5 太宰治の“道化”の戦場
6 幻想の“牢獄”をめぐるノート―ミシェル・フーコー『監獄の誕生』、北村透谷「我牢獄」、太宰治『人間失格』を媒介にして
著者が関心を持ち続けてきた、非詩的領域にある作家のなかの詩の行方を問う異色の一巻。三島由紀夫における天皇制と共同体、太宰治における戦争下の文学の在り方など、喫緊の問題に接近する。三島の厖大な少年詩を読み解き宿命的な詩的資質を探る巻頭論考をはじめ、死と共同体の関係を全面的に論じた『豊饒の海』四部作をめぐる三島論、〈大東亜戦争〉下の文学的な戦いの限界を極めた可能性を、『散華』『右大臣実朝』などの分析を通じて追究する太宰論を収録。月報=北川透×佐藤幹夫、装幀=間村俊一