- 漢字を使った文化はどう広がっていたのか
-
東アジアの漢字漢文文化圏
東アジア文化講座 2
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784909658456
[BOOKデータベースより]
序 東アジアの漢字・漢文文化圏
第1部 漢字文化圏の文字(漢字の誕生と変遷―甲骨から近年発見の中国先秦・漢代簡牘まで;字音の変遷について ほか)
第2部 漢文の読み方と翻訳(日本の訓読の歴史;韓国の漢文訓読(釈読) ほか)
第3部 漢文を書く(東アジアの漢文;仏典漢訳と仏教漢文 ほか)
第4部 近隣地域における漢文学の諸相(朝鮮の郷歌・郷札;朝鮮の時調―漢訳時調について ほか)
第5部 漢字文化圏の交流―通訳・外国語教育・書籍往来(華夷訳語―付『元朝秘史』;西洋における中国語翻訳と語学研究 ほか)
前近代の東アジアの交流を学び、今に活かす!
東アジアの文化と文学の交流を学ぶシリーズ、東アジア文化講座第2巻。
中国からひろまった漢字漢文にもとづく思想や文化は、日本だけでなく、各地域でどのように展開し、継承と反発をくり返し、独自のものに再創造されたのか。
中国、朝鮮半島、日本、琉球、ベトナムなど、これらの交流圏にあった十九世紀以前の前近代の東アジアを俯瞰し、論じていく。
東アジアと日本、世界を接続して考え、問い直していくシリーズ、東アジア文化講座。
これからの東アジアを生き抜くヒントがここにある。
第2巻は東アジアの漢字漢文文化圏をテーマに、漢字文化圏の文字、漢文の読み方と翻訳、漢文を書く(変体漢文など)、近隣地域における漢文学の諸相、漢字文化圏の交流―通訳・外国語教育・書籍往来などの問題を設定し、漢字にまつわるありとあらゆる視点を提供しつくした初の書。本書で提供される視点による漢字文化観は、今後新たな発想を生み出す源泉となるであろう。
執筆は、金 文京/大西克也/李 成市/古屋昭弘/鄭 光/明木茂夫/笹原宏之/荒川慎太郎/入口敦志/遠藤織枝/宇都宮啓吾/張 景俊/吉田 豊/Nguyen Thi Oanh/佐藤晴彦/杉山 豊/嶋尾 稔/西村浩子/陳 力衛/金 文京/石井公成/水越 知/永田知之/大木 康/瀬間正之/沈 慶昊/朴 成鎬/高津 孝/伊藤英人/野崎充彦/沈 慶昊/佐藤道生/大谷雅夫/合山林太郎/川口健一/栗林 均/内田慶市/竹越 孝/木津祐子/住吉朋彦/陳 正宏/張 伯偉/橋 智/藤本幸夫/河野貴美子の45名。
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