- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 笑顔が守った命
-
津波から150人の子どもを救った保育士たちの実話
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784910188089
[BOOKデータベースより]
今からちょうど10年前、中野栄あしぐろ保育所で実際に起きた愛と勇気の物語。
[日販商品データベースより]日本テレビ系列「news every.」で3月9日に特集放映された、今話題の絵本。
東日本大震災当日、仙台市中野栄あしぐろ保育所で実際に起きた愛と勇気の実話。大津波に襲われた保育所。取り残された150人の子どもたち。迫りくる津波と激しい余震、そして寒さと暗さの中で、保育士たちは子どもたちを勇気づけるべく笑顔を絶やさなかった。そして、ついに子どもたち全員を無傷で保護者に送り届けた。今年2021年は東日本大震災からちょうど10年。ともすれば震災の記憶が風化しかねない今こそ、子どもたちに語り継がなければならない命と勇気の物語。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- はみがきれっしゃとしゅっしゅっぽー
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年02月発売】
- なぞなぞどろんのもり
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2024年01月発売】
- かたちえほん おはなさん
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年11月発売】
- しーちゃんのツリー
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2021年11月発売】
- はっはっはくしょーん
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2020年01月発売】
2011年3月11日、東日本大震災。中野栄あしぐろ保育所には、150人の子どもたちがいました。同保育所が建っているのは、仙台市の沿岸部。あの日、津波に襲われ、飲み込まれてしまった場所です。歩けば床に投げ出されてしまうような揺れ。渦を巻いて園舎を飲み込む津波。幼い150人の命。これは、すぐ足元まで迫った死の気配に笑顔で立ち向かいながら幼い命を守りきった、勇敢な保育士たちの物語です。著者は「くまのがっこう」シリーズや「がんばれ!ルルロロ」シリーズで知られる、あいはらひろゆきさん。日本を襲った大災害から時が経ち、当時のことを知らない子どもたちも増えていくなかで、震災の記憶を風化させてはならないという想いを込めて、本作を制作したといいます。まだ一人では歩くことさえできないあかちゃんを含む、150人もの守らなければならない命と共に、あの日の夜を越す。それだけでも、どれだけの不安と恐怖か計り知れないほどですが、あまつさえ階下には津波がせまり、あたりは停電により、暗闇に沈んでいるのです。それでも、保育士さんたちは子どもを不安がらせてはならないと、笑顔を向け、歌を歌い、彼らを勇気づけました。当時の不安な気持ちを、大人の誰もが、今もなお生々しく思い出すことができることでしょう。そんな中で、幼い命と共に死の危険にさらされながら越す夜の恐怖と、そして、それと戦った保育士さんたちの勇気とを思うと、とても涙をこらえることができませんでした。震災にみまわれ、歳月の長さを経てもなお癒えない傷がある、その一方で──震災を生き延び、歳月を経て、たくましく成長したたくさんの命がある。震災を知らない子どもたちに、当時のことを印象深く伝えることができる絵本としてはもちろん、壮絶な震災体験を通してあの日をふり返ることで、いつか必ずまた起こる大災害に、あらためて目を向けるきっかけにもなる一冊です。
(小説家 堀井拓馬)
ポケモントレーナーみゆきです。
この本は、あの東日本大震災で起きた実話が絵本になっていると表紙に書いてあったので、これは読まなければと手に取った1冊です。
この絵本は、10年前に起きた大震災、東日本大震災が起きたときの、とある保育園をピックアップしてまとめられたものです。
イラストは柔らかく、読みやすい工夫がされていますが、これが現実に起きていたことだったんだと思うと、こわいと感じます。
ただそれよりも、どんなことにも立ち向かう姿や、前向きに進んでいこうという強さが本当に尊敬です。
是非読んでみてください!(ポケモントレーナーみゆきさん 20代・愛知県 )
【情報提供・絵本ナビ】