- 疫病と海
-
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2021年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784908443596
[BOOKデータベースより]
席巻する新型コロナウイルス、危機にさらされる海運、見直される海洋安全保障…現場に精通した研究者・行政関係者たちが、いま何がおこっているのか、これからどうすればいいのか、その本質に迫ってゆく。
はじめに 疫病の海洋人類史
第1章 疫病の人類史(感染症の人類史;ラパヌイ(イースター島)の歴史を引き裂いたウイルス感染症 ほか)
第2章 疫病と海運(クルーズ船と感染症)
第3章 水産物・海洋生態系をとりまく疫病と汚染(いま持続可能な水産業の実現に向けて;養殖の死角―水環境に蓄積される薬剤耐性遺伝子)
第4章 疫病を封じ込める(一九世紀前期の日本北方における感染症対策―天然痘とアイヌの関わりから;江戸時代における疫病の水際対策 ほか)
第5章 疫病からの再生(孤島の風土病;パンデミックがもたらす新たな国際安全保障 ほか)
おわりに 「ブルー・リカバリー」に向けて
「海とヒトの関係学」シリーズ4作め。
海はヒト・モノ・情報を運ぶ道として人類の歴史を通じて大きな役割を果たしてきた。
船が海を介して恩恵を運んだ歴史はいうまでもないが、その裏で災禍をも拡散する媒体でもあったことを正面から議論することはほとんどなかった。その典型が疫病(epidemics)にほかならない。
本書は海を越えて運搬される疫病や多種多様なエイジェント(外来種や病原菌)をめぐる人類の歴史とドラマを、歴史、国際法、疫学、人類生態学、国際政治学、海洋生態学を含む分野横断型の切り口から検証した、未来に向けたメッセージである。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 絶滅しそうな世界の文字
-
価格:5,390円(本体4,900円+税)
【2025年10月発売】
- 続!ざんねんなお城図鑑
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2025年04月発売】
- 水島篤作品集 恐竜日本画帖
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2025年04月発売】
- トイレからはじめる防災ハンドブック 自宅でも避難所でも困らないための知識
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2024年02月発売】
- Visual Studio Code実践ガイド 改訂新版
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2024年02月発売】



























