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[BOOKデータベースより]
聖職者に代わって偉くなったのは医者だった?医療が神聖なものになった?フランス近代医療史を、理性という聖域の歴史として読み解き、未来を示す。
第1部 医療の神聖化と脱神聖化―歴史社会学の観点から(医療の神聖化―フランスにおけるライシテの裏面;医療の勝利とライシテの確立―「白衣の男たち」の君臨;医師と女性―医療教権主義の実態;勝ち誇る聖職者から不確実な聖職者へ)
[日販商品データベースより]第2部 医療理性の危機(医療―社会とその矛盾を映す鏡;産業型社会の健康、ポスト産業型社会の健康;医療と病院―幻想の劇場;脱幻想化されてもなお共和主義的な医療のために)
結論 新しい医療に向かって―聖の減退、生の増進
聖職者に代わって偉くなったのは医者だった? 医療が神聖なものになった? フランス近代医療を宗教と世俗の歴史のなかに位置づける。
西洋近代において世俗化された二大領域──教育と医療。本書はこのうち医療について、宗教から世俗へと政治の実権や人びとの価値観が移っていくなかで近代医療が「神聖化」された過去、そうして覇権を握った近代医療が相対化の渦に巻き込まれ「脱神聖化」に晒されている現在を、主にフランスの文脈において物語る。