- 戦時下の外交官
-
ナチス・ドイツの崩壊を目撃した吉野文六
講談社文庫 さー120ー2
- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2021年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065224472
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[BOOKデータベースより]
真珠湾攻撃前夜の太平洋を横断、北米大陸、欧州を視察してベルリンへ。諜報活動の実態は?ソ連のドイツ侵攻時に在ベルリン大使から下された決死の司令とは?ナチス・ドイツの崩壊に立ち会いソ連占領下から脱出、シベリア鉄道で祖国へ―ファシズムの欧州を目撃した青年外交官のオーラル・ヒストリー。
第1章 教養主義
[日販商品データベースより]第2章 若き外交官のアメリカ
第3章 動乱の欧州へ
第4章 学究の日々と日米開戦
第5章 在独日本大使館・一九四四
第6章 ベルリン籠城
第7章 ソ連占領下からの脱出
第8章 帰朝
吉野文六ドイツ語日記
国民に嘘をつく国家は滅びる――
佐藤優が最も尊敬する外交官が明かす、
ナチス・ドイツ崩壊の真実
日本の外交官と外務省の隅々までを知り尽くす佐藤優が、
これまでに接した当事者のなかで能力、実績、人格ともに最高に評価するのが吉野文六氏。
吉野氏は、沖縄返還において日米両政府間に密約が存在したことを、
2006年に日本側の交渉当時者として初めて明らかにした。
外交官の「職業的良心」はいかに生まれ、形成されていったのか。
・生い立ち、旧制高校時代、帝国大学での学生記者経験、行政科・司法科・外交科すべて合格した高等文官試験。
・外務省へ入省後、真珠湾攻撃前夜の太平洋を横断、たどりついた北米大陸での見聞、動乱の欧州を視察してベルリンへ。
・松岡洋右外相、野村吉三郎駐米特命全権大使らのエピソード、各在外公館でおこなわれていた諜報活動、またソ連のドイツ侵攻時に、在ベルリン大使館から南方へ避難した大島浩大使から下された決死の司令。
・1945年5月ナチス・ドイツ第三帝国が崩壊する瞬間に立ち会う。そして命を賭してシベリア鉄道横断からの帰国。
1941年から1945年にかけ、激動の欧州を目撃した青年外交官の物語。