[BOOKデータベースより]
ぼくは、スポーツがだいすき。だけど、みんなのまえではなすのはにがて。はなすのがだいすきなりんちゃんは、どうぶつがにがて。すきとにがてでみんながまあるくつながって…すきとにがてでつながる世界。「すき」も「にがて」も、ありのままでいい。ちがいが輝く世界を描く絵本。
[日販商品データベースより]ぼくはスポーツがだいすきだけど、みんなの前で発表するのはにがて。そんなときはりんちゃんがいっしょに発表してくれる。でも、りんちゃんは動物がにがて。そんなときはけんちゃんがてつだってくれる。けんちゃんはうたうのがにがてだけど、ソフィアちゃんのそばでうたえば大丈夫……
そんな風にしてクラスの友だち、家族、町の人や、世界じゅうの人とも、「ぼく」はつながっています。
誰にでも好きなこともあれば、苦手なこともある。それぞれに違っているからこそ、人々が支えあい、つながりあうことができます。「にがてなこと」があっていい。多様な人々が共生をめざすこれからの社会を生きる子どもたちに、自分を認め他者を認め、支えあうことの素敵さを伝える絵本です。
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ぼくはスポーツが大好き。ボールを使うと大活躍できる。でも……みんなの前で発表するのが苦手なんだ。そんな時は話すのが大好きなりんちゃんが一緒に発表してくれる。そのりんちゃんは、動物が苦手。飼育係の時には、動物大好きけんちゃんが手伝ってくれる。歌が大好きなソフィアちゃんは、工作が苦手。工作が得意なこうくんは、じっとしているのが苦手。誰だって好きなことがあれば、苦手なこともあるよね。それは大人だって同じ。料理が好きなお父さんに、運転が好きなお母さん。小さい子どもが苦手な郵便屋さんに、早起きが苦手な保育士さん。さらに「すき」「にがて」は国境だって越えていく。英語の得意なマリーちゃんはパソコンが苦手。ミンジュンはパソコンが得意だけれど……。苦手な事は克服するべきだと、前向きな気持ちで頑張ることは、もちろん大切だけれど。「にがて」が個性になり、どこかの誰かとつながっていき、「すき」が隣にいる人を助けることがある。そんな素敵な考え方もあるんだということを、この絵本は丁寧に優しく伝えてくれています。多様な人々が共生していける社会になるには「自分を認め、他者と支えあう」ということが不可欠です。こんなにも身近なところからスタートできるのだという発見は、大人になった私たちも含めて、見失ってはいけないことかもしれませんよね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
「みんなそれぞれ、好きなことと苦手なことがあるから、お互いに支えあうことが大切だよね」
そのようなメッセージが込められた絵本だったと思います。
道徳の教科書に載っていそうな、ベタではあるものの良い内容のお話だったと思います。(さくらっこママさん 30代・東京都 女の子6歳、男の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】