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[BOOKデータベースより]
カーテンの向こうは、激しい雨と風と稲妻。でも、平気。だって、私はここにいる。体は暖かい図書館に。心は本の中の世界に。「週刊文春」大好評連載「私の読書日記」
「わたしたち」と「ぼくら」
[日販商品データベースより]奇蹟の新作たち
異形の「生活の知恵」
最高の告白
アイデンティティの謎
「いい感じ」の作家
不可思議の理由
「気絶人形」たちの歌
ほんとうの夏休み
追い越された未来
鏡の中のなぞなぞ
つげ義春の魔力
世界を更新する眼
蟻の街見たし
「二二んが四」を超えて
アウトサイダーの輝き
多佳子と三鬼と清張
メタの鍵を持つ作家
大島弓子の単行本未収録作品など
少女たちの声
誰かが誰かを捜す物語
「クラムボン」の仲間たち
カーテンの向こうは、激しい雨と風と稲妻。
でも、平気。
だって、私はここにいる。
――穂村弘の心を捉えて離さない本たち。
「週刊文春」の好評連載「私の読書日記」3年間分を書籍化。
エッセイや評論、絵本や翻訳など幅広く活躍している、歌人・穂村弘が、
絵本、歌集や句集、名作文学に、ミステリ、SF、漫画……
幅広いジャンルから選ばれた本を丁寧に読み解きます。
【本書で紹介される本たち】
登場人物が三人のミステリー、『ポーの一族』の四十年ぶりの新作、原民喜の童話、ひと夏の物語、ブローティガンが東京を描いた詩集、『おなみだぽいぽい』という絵本、ひめゆり学徒たちの声、「クラムボン」の仲間たち、『交通事故で頭を強打したらどうなるか?』、異形のライフハック、百年前のディストピアSF、大島弓子の単行本未収録作品……