- 「叱り方」が下手な大人たち
-
この「声かけ」でこじれない関係を作る
おそい・はやい・ひくい・たかい 岡崎勝シリーズ 2 no.110
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2021年01月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784880496603
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[BOOKデータベースより]
ワガママにも甘えにも気負わず、意気込まないで。見るべきは、ミスをした子どもや若者のストーリーと未来。ベテラン教師による「人づきあい」のコツ!
はじめに 「人づきあい」の基本は子どもとのかかわりにある
[日販商品データベースより]1 「みんな」のなかで「一人ひとり」に声を届けるために―「学級」という場でつくる関係性(子どもが「集団」に入ったとき;「生活の場」で大人はどうふるまうか;子どもにトラブルが起こったら;子ども×先生×親がかかわるとき)
2 「学習」の場面で声をかけるとき―勉強が苦手な子も楽しめる「授業」の時間(学習で「原則」にすること;「学び=授業」をどう考えるか;子どもに「教える」ときに大事なこと;子どもの姿や声のとらえ方)
おわりに 「教える営み」をどう組み立てるか
Oha通信
はじめに
「人づきあい」の基本は子どもとのかかわりにある
T 「みんな」のなかで「一人ひとり」に声を届けるために
−「学級」という場でつくる関係性
子どもが「集団」に入ったとき
原則となるふたつのかかわり方−「対の関係」と「共同体の関係」/「叱る」ときはまわりの目線を意識して/高学年の個別指導は、声をかけずにメモを渡す
「生活の場」で大人はどうふるまうか
「目標」や「ルール」を掲げるときに/「いいたいことをいってごらん」にあるプレッシャー/「決まりだから守りなさい」に説得力はない/相手を見る、相手にあわせる/はみ出す子の「主張」は、きちんと聞く/「きちんとやりなさい」は必要なし/大事な話をするときは「悪いけどちょっと聞いてくれない?」/ 高学年の子には「たいへんだね」=「話せるなら聞くよ」/延長授業で「きりのいいところまで」はやらない/時間に遅れた子には叱責ではなく、労いの言葉を/子どもに「自分で自由に考えなさい」というときに
子どもにトラブルが起こったら
聞き方は、「どうしてやったの?」ではなく「どうしたの?」/公共の場で叱るときは「もうやめな」で十分/「厳しくしたほうがいい」はまちがい/子どもとの関係が煮詰まったら「距離をとる」/叱りすぎた自分をふり返るときに/「反省」という「儀式」/「反省」で大事な三つのこと−「事実確認」「謝罪・後始末」「決意表明」/緊張を解くには、掃除をしながら無駄口をたたく/個別に話を聞きたいときには細心の注意を
子ども×先生×親がかかわるとき
褒めなくてもいいから、柔らかく接する/「締める」やり方で、子どもから見捨てられることも/学級崩壊があったとき、子どもをどうフォローするか/心配している保護者には「お子さん、元気ですよ」/「あの親だから」「あの先生だから」という前に/地域で「声かけ」することで見えるもの
U 「学習」の場面で声をかけるとき
−勉強が苦手な子も楽しめる「授業」の時間
学習で「原則」にすること
生活のなかの「こと」や「もの」から学ぶ/子どもたちに話せるような「知識」のストックを
「学び=授業」をどう考えるか
授業中に叱ることや注意はしない/学習をゆっくり進めることで気づくこと/「予定どおり」にいかなくてもいい/授業は「楽しいだけでいい」という大原則/子どもが優先するのは「楽しい」こと/学校で教えていることは、できなくても生きていける/覚えるのに時間がかかることは早くからゆっくり進める/「この先生はおもしろい」と思ってもらえるように/「どうしてやらなきゃいけないの?」と聞か