- おにのおふろや
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- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2021年01月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784790254188
[BOOKデータベースより]
そうたのうちのおふろがこわれた。「そうた、おふろやさんにいこう」じいちゃんがいった。「うん!」
[日販商品データベースより]家のお風呂が壊れて、じいちゃんと初めてお風呂やさんに行った そうた。でもとびらを開けた先にいたのはたくさんの赤おにたち…! 「ど、どうして?」そうたがどきどきしながら、こわごわ熱いお湯に浸かっていると頭に角が生えてきて…。
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家のおふろが壊れて、おふろやさんへ行くことになった、そうた。じいちゃんに連れられて、のれんをくぐったおふろやさんの名前は「おにのゆ」。そうたは服をぬいで、かごにいれて、ガラリと戸を開けた。そしたら……。中にいたのは、たくさんの赤おに!びっくりするそうただけど、じいちゃんは「『おにのゆ』だからな。おにがいてあたりまえだろ」と平気な顔。こわごわ湯船につかると……。あつーい!!そうたもじいちゃんも、だんだん他の赤おにみたいに顔が真っ赤になってきて、頭ににょきにょきツノが生えた!?おまけに筋骨隆々の大おにたちも、のっしのっしとやってきて、金棒で湯船をばしゃばしゃかきまぜて、もっともーっと熱くなっていく。みんなは歌を歌い出し、「おにのおふろは いいゆだなー、ぐらぐらわいて いいきもちー♪」と大合唱!ページをめくるたびに、ぐんぐん顔が赤くなるそうたとじいちゃん。その爽快感ときたら。まさにあつーいお湯につかった気分を体感できちゃう絵本です。読み終えた(おふろからあがった)あとも、くせになること間違いなし……。ユーモアたっぷりの絵本を作る、苅田澄子さんと、りとうよういさんの初タッグ絵本!わが家でも「もう1回!」とリクエストされましたよ。さあ、もう一度「おにのゆ」につかってみましょうか。
(絵本ナビライター 大和田佳世)
最近どんどん数が減って来た銭湯ですが、家庭のおふろが壊れ
てしまったら大変です。
そんな大変な時に、初めて銭湯に行った子には、不思議な場所に思えるのでしょう。
熱めの風呂に使ったお客さんたちが鬼に見えるのも、面白いですね。
出たあとに定番のように飲む牛乳の意味がこれだったのかと、妙に納得させてくれました。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】