- ビルバオーニューヨークービルバオ
-
白水Uブックス 233
Bilbao New York Bilbao- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2021年01月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784560072332
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 白猫、黒犬
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2024年10月発売】
- ムシェ小さな英雄の物語
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2015年10月発売】
- 無伴奏ソナタ 新訳版
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2014年01月発売】
[BOOKデータベースより]
主人公キルメン・ウリベは、バスクの中心都市ビルバオから、飛行機でニューヨークへ向けて旅立つ。心に浮かんでは消えていく、さまざまな思い出や記憶…祖父の船の名前をめぐる謎。スペイン内戦に翻弄されたバスクの画家アウレリオ・アルテタと、ピカソの“ゲルニカ”にまつわる秘話。漁師として海を渡り歩いた父や叔父たちのこと。移民や亡命者たち。そして今書いている小説のこと。失われゆく過去を見送りながら、新たな世界へと船出していく、バスク文学の旗手による珠玉の処女小説。
[日販商品データベースより]記憶と連想が織りなす世界のモザイク
著者と同名の語り手は、バスクの中心都市ビルバオから、講演する予定のニューヨークへ向けて飛行機で旅立つ。心に浮かんでは消えていく、さまざまな思い出や記憶……祖父の船の名前をめぐる謎。スペイン内戦に翻弄されたバスクの画家アウレリオ・アルテタと、ピカソの《ゲルニカ》にまつわる秘話。漁師として世界各地の海を渡り歩いた父や叔父たちのこと。移民や亡命者たちのささやかな人生。新たな家族への思い。そして今書いている小説のこと。無数に繰り返されていく連想の働きによって、それぞれのエピソードがまるで漁網の目のように編み合わされていく。
本書はスペイン国民小説賞を受賞、国際的にも注目され、これまでスペイン国内外の14の言語に翻訳された。失われゆく過去を見送りながら、新たな世界へと船出していく、バスク文学の旗手による珠玉の処女小説。