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[BOOKデータベースより]
あらゆる「〜のため」の放棄こそが坐禅。坐禅がうまくいかないとき、“もっと頑張ろう”と努力の量を増やそうとするのではなく、努力の仕方を見直し、努力の路線を転換してみてはどうだろうか。釈尊、道元禅師と私たちを繋げる坐禅とは何かを思索する、『現代坐禅講義』以後の探究の軌跡。
第1章 何が坐禅を「難しいもの」にするのか?
[日販商品データベースより]第2章 坐禅における呼吸と意識
第3章 「正しくないことをやめれば、正しいことは自然に起こる」
第4章 坐禅を邪魔する心の働き
第5章 「呼吸を手放す」ということ
第6章 涅槃の姿としての八正道
第7章 「坐禅すれば自然に好くなるなり」
第8章 「坐禅」をunlearnする“坐禅”
第9章 「心が汗をかかない」ように坐るのが坐禅
第10章 いま、改めて坐禅を普勧する
道元禅師(1200-1253年)によって提唱された「只管打坐(しかんたざ)」――悟るためでなく、ただ坐るものとしての坐禅が、どのようにしたら可能となるかについて、実践に基づく理論を詳述する一冊。著者による前作『現代坐禅講義』(2012年)の続篇。
道元禅師が唱えた「ただ坐る」ものとしての只管打坐の坐禅。道元禅師は信心や信仰と坐禅は不可分であると言われ、また坐禅は万人に開かれているとも言われたが、どうしても坐禅そのものは僧侶(出家者)向けと言わざるを得ない面があるだろう。
ところが、時代は下り、アメリカから日本へ逆輸入される形で“Dogen-Zen”がもたらされ、「マインドフルネス」が脚光を浴びている今日、それらの根底にある只管打坐がアメリカにおいて、僧侶でない一般市民の間で受容されていることが明らかとなりつつある。そこで、アメリカでの仏教の講義や坐禅指導等の経験を持つ著者の観点から、実際、どのようにしたら万人に只管打坐の坐禅が実践できるのかを解説したものが本書である。
著者は只管打坐について、釈尊と道元禅師の両者に一貫するものと捉えた上で、私たちが姿勢や呼吸や眼の働き、心の動きを「制御しようとする」のではなく上手に「解放していく」「手放していく」ことによってこそ実現すると語る。そして、その実践方法を多面的に説明するために、武術・各種セラピー・ソマティックワーク等を援用しながら詳解していく。